十和田湖ブランド
「十和田湖ひめます」
青森県と秋田県にまたがる「十和田湖」は、標高約400mに位置し、周囲約46km、最大深度326.8m、日本にたった一つの二重カルデラ湖です。
以前は、「水清ければ魚住まず」と言われたとおり、魚のいない十和田湖でしたが、明治時代に和井内貞行が、ヒメマスの養殖に取り組み、定着させたという歴史があります。
ヒメマスは、サケ科の淡水魚で、紅鮭の陸封型(紅鮭が湖で生活しているうちに海に下ることができなくなり、湖で一生を過ごすこととなった)の魚です。
アイヌ語の「カバチェッポ」は、「薄い小魚」の意味で、北海道水産試験場森脇技師の提案により「紅の小なるは姫に通ず」ところから、1908年(明治41年)、「姫鱒」と和名が命名されました。
ひめますは、「ひめ」の名にふさわしく、姿が美しく体の色が綺麗な魚です。
頭部と体の背部は青緑色で背中と尾びれに黒い小さな斑点があります。
現在は、ヒメマスの捕獲だけでなく、ヒメマスのふ化事業や稚魚の放流を行ない、資源確保と資源保護に取り組んでおります。
2015年1月9日、青森県と秋田県にまたがる十和田湖に生息するヒメマスが「十和田湖ひめます」として、地域団体商標に登録されました。
今後も、鮮度がいい「十和田湖ひめます」を食べてもらえるように、さらなる品質管理を徹底し、全国の皆様にお届けします。
十和田湖増殖漁業協同組合では、「十和田湖ひめます」の通信販売も承っております。
お気軽に、お問い合わせください。
十和田湖の大自然に育まれた「十和田湖ひめます」をぜひ、ご賞味ください。
お知らせ
遊漁区域の一部禁漁のお知らせ
2024年9月27日
遊漁区域の一部禁漁について、次の通りお知らせします。金城森 ~ 一夜島の区域を、10/1から10/10まで禁漁とし、10/11以降解除とします。 ふ化場前に設置したブイの内側は引き続き禁漁です。
遊漁規則変更のお知らせ
2023年12月31日
当漁協は、十和田湖における漁業権免許更新を迎え、第5種共同漁業権の免許が令和6年1月1日に青森県知事から認可されました。期間は令和6年1月1日から令和15年12月31日までの10年間となります。 当漁協では、免許の切り替 …
10/21 和井内ふ化場前のひめます釣りが解禁
2022年10月17日
10月1日から、「和井内ふ化場前」を除き、十和田湖でのひめます釣りが解禁されていますが、10月21日(金)から「ブイの内側」を除き、和井内ふ化場前のひめます釣りが解禁されます。 十和田湖での釣りは、ルールを守って楽しみま …